最後の晩餐
最後の晩餐
ホサナと大衆に歓迎されて
エルサルム入りしたイエスと弟子たち
イエスの教えと奇跡に
興奮を覚えたのが弟子たちだっただろう
彼らが待ち望んだメシア 救い主は
今見ているこの世の権威、権力を超える力を
現すだろうと エルサレムでの逆転を
期待したかもしれない
食事はそんなワクワクするような
楽しい未来を想像した楽しいものだったはず
ところがイエスはまったくもってそういう素振りがない
むしろ十字架にかかるとか言い出している
そんなことがどうして起こるのか
イエスと一緒に歩んできた彼らには想像もつかない
ペテロは裏切ると言われ 冗談じゃない そんなわけないと
ユダはイエスがすぐにその力を発揮して欲しくて
強制的に敵の手に渡して転覆を期待する...
食事が終わったあたりから事態は一変する
恐怖しかない そういう事態に進んでいく...
人生にはまさかこんなことが ということが起こる
それまで描いていた幸福が 明るい未来が
雲霧に包まれ 光を失い 真っ暗な闇に支配される
光を見いだせなくなる そんなことが 起こる
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